セイコーエプソン「ロボットのスマート化加速」福島 米春 取締役 常務執行役員 ロボティクスソリューションズ事業部長 第一技術開発本部長

ロボット事業は1983年に精密組立用ロボット開発からスタート、11年からはスカラロボット領域で5年連続世界シェア№1(富士経済調べ)となり、高い評価を得ている。

16年は、中国市場でのスマホ関連用途の落ち込みがあったものの、全体としては堅調に推移。中国や新興国での人件費高騰による省力化や、製造業の品質向上への要求の高まりなど、市場ニーズは高い。特に、16年6月発売の折りたたみ式新型アーム構造搭載の産業用小型6軸ロボット「Nシリーズ」は、設置面積で当社従来製品比40%の削減を図り、人が作業するのと同等スペースに設置でき、スペース効率の点で市場の評価が高い。また「力覚センサー」は、類似製品と比べ、高精度、高分解能、高剛性が評判で、両者ともに引き合いも多く、17年の販売を牽引するだろう。

昨年3月に、25年に向けた新長期ビジョン「Epson 25」と16年度を初年度とした「Epson 25第1期中期経営計画」を策定した。

この中で、ロボティクス領域(ロボティクスイノベーション)は、「『省・小・精の技術』に加え、センシングとスマート化を融合させたコア技術を製造領域で磨き上げる」と定めている。具体的には、保有する技術基盤(アクチュエーター、光制御、センサー技術)に、要素技術を融合させ、垂直統合型ビジネスモデルで高精度・高速・小型ロボットを実現する。さらに運動制御や画像認識などに機械学習の適用を進め、ロボットのスマート化を加速していく。

これに基づき、17年は強みである小型・軽量・スリムで正確な動作が生かせる「電気・電子機器」「自動車(電装部品)」「医療」を中心に、新たな領域に新商品を投入し、販売・サービス網も強化する。さらに、「見て」「感じて」「考えて、働く」をコンセプトとした「自律型双腕ロボット」の商品化も進める。

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