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日本モレックス データ通信用途に最適 高電流コネクターシステム

日本モレックス(神奈川県大和市深見東1-5-4、TEL046-261-4500、梶純一社長)は、高電流コネクターシステム「EXTreme EnergetiC」に、モジュールタイプ/プレスフィットの新バージョンの「172185シリーズ」と「172186シリーズ」を追加した。

EXTreme EnergetiCは、1ブレードベイあたり最大100Aの高電流に対応しており、172185シリーズははんだ、およびプレスフィットに対応したライトアングル型プラグ、172186シリーズはプレスフィットに対応したストレート型レセプタクルとなっている。スプリットブレードは最大63V、ACおよびDC定格に対応し、ベイ対ベイでは最大320V、ACおよびDC定格に対応している。

また、LCP樹脂を用いた絶縁コンタクトを搭載し、各電源用スプリットブレード端子は30℃以下の温度上昇値の条件で定格50Aに対応できる。さらに、モジュールの自由な組み合わせにはダブテイル(蟻継ぎ)構造を採用し、あらゆる信号および電源の組み合わせをカスタマイズ可能。

そのほか、EXTreme EnergetiC、およびEXTreme Ten60zPowerの全シリーズとの互換性を確保しており、優れた設計柔軟性を提供、通気機能を備えることで熱管理の向上-などの特徴を持つ。

主な用途は、1U/2Uサーバやモジュラー電源、ハイエンドコンピューターや通信機器などのデータ通信など。