関西スマートエネルギーWeek2015 西日本最大の創エネ・省エネ・畜エネ専門展開催

太陽電池、太陽光発電システム施工、二次電池、スマートグリッド、電力小売りの5分野に関するあらゆる技術・製品・システムが一堂に集結する展示会「関西スマートエネルギーWeek2015」が、9月2日から3日間、インテックス大阪(2、3、4号館)で開催された。合わせて310社が出展し、期間中3万人の来場が予想された。西日本最大の創エネ・省エネ・蓄エネの専門展として盛り上がりを見せた。

開催された5つの展示会は、「PV EXPO2015 第3回関西太陽電池展」「第3回関西太陽光発電システム施工展」「第2回関西二次電池展(バッテリージャパン)」「第2回関西スマートグリッドEXPO」「第1回関西電力自由化EXPO」。

「PV EXPO」は、太陽電池の製造・開発に関する部品・材料、評価・測定・検査装置、製造装置、太陽電池セル・モジュール、パワーコンディショナーなどのメーカーや取り扱い企業40社が出展した。

「関西太陽光発電システム施工展」は、太陽光発電の施工工事の専門展として、140社が出展した。太陽光発電システム、システム設計・施工、システム機器、メンテナンス、工具・資材、架台・支持金具、分電盤、接続箱、コンバータ・インバータ、住宅用システム設計、屋根材、関連技術・サービスなどが出展。

「関西二次電池展」には45社が出展した。関西には主要二次電池メーカーの生産拠点が数多く存在する。出展製品は、部品・材料、検査・試験・評価装置、製造装置、二次電池、キャパシタ・コンデンサなどのメーカーや取り扱い企業が出展を行った。

「関西スマートグリッドEXPO」には45社が出展した。スマートグリッドシステム、ICTソリューション、次世代電力設備、通信機器、蓄電池などのメーカーや取り扱い企業が展示を行った。

「関西電力自由化EXPO」は、今年初めて開催された展示会。16年の電力小売り全面自由化を受け、7・5兆円と見込まれ、急拡大する電力の小売り市場が注目を集めているが、同展はそうした新電力をはじめとした電力小売り事業に関連するあらゆるサービスが一堂に出展した。

エネルギーの地産地消が進み、大きな転換点を迎えつつある電力流通市場の業界の要望に応えて企画した。西日本を中心とした電力調達の専門家の課題解決の場として、電力小売りサービスや事業支援サービス、EMS(エネルギーマネジメントシステム)、デマンド・レスポンス、一括受電サービスなどの企業40社が一堂に会した。

■講演・セミナーも多彩に
各展示会と併催で、業界トップを講師に招いた基調講演やセミナーも多数開催された。いずれもタイムリーなプログラム内容となっており、関心を集めた。

基調講演・特別講演は、2日が「関西スマートグリッドEXPO」で、関西電力/大和ハウス工業/日本電気、「関西電力自由化EXPO」で、大阪ガス/東京電力。3日は「関西太陽電池展」で、経済産業省/シャープ/Hanwha Q CELLS、「関西二次電池展」で日産自動車/東芝/住友電気工業。4日は「関西電力自由化EXPO」で、エネット/オリックス/丸紅の各人が講師となり行った。

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