ヘルメットの技術革新 矢沢製作所の「エアライト」 涼しさと安全性を両立

Sインダストリ4.0やIoTで製造業が大きく変化するなか、現場作業員の必須アイテムである”ヘルメット”でも技術革新が起きている。いったい、どんなヘルメットが生まれているのか?

谷沢製作所(東京都中央区新富2-8-1、TEL03-3552-5581、谷澤和彦社長)営業部保護具アドバイザーの樫本知史課長に聞いた。

-新製品はどんなヘルメットなのか?

樫本氏
一言で表わせば「発泡スチロールを一切使っていないヘルメット」だ。

発泡スチロールは軽くて衝撃吸収性能が高く、安い。ヘルメットの内装には発泡スチロールを使うのが当たり前で、何十年もずっと変わらなかった。

それに対し当社の「エアライト」は、6角柱を内装の前後左右に配置する特殊構造「ブロックライナー」を開発。発泡スチロールと同等以上の衝撃吸収性を実現した。

-どんな特徴があるのか?

樫本氏
ヘルメットなのに被っていて”涼しい”のが最大の特徴だ。

発泡スチロールのヘルメットは空気がこもり蒸れて不快だが、エアライトは風通しがよく、外部の風だけでなく室内でも、歩行により空気が前から後ろに抜けていく。空気の滞留がなく、蒸れない。従来品と比べて6・5℃も温度差があるというデータもある。

また、ヘルメットの内装は1年に1度くらいの交換が推奨されている。エアライトはボタンを押しながら掛け具を外すだけで交換できる。

エアライト-これからの展開は。

樫本氏
従来品の定価プラス300円の手頃な価格帯で販売を開始した。おかげで大手自動車メーカや製鉄所など、暑さに困っていた現場で大量に導入してもらえた。今も業界問わず、暑さに悩んでいる方から数多くの引き合いが来ている。

暑いと集中力を欠き、汗が気になってムダな行動が増える。エアライトに替えるだけでそれらが減り、業務効率を上げることができる。また作業者にとっても快適で作業しやすくなっていいことだらけだ。これから熱中症が気になる季節。ラインアップをさらに充実して、拡販を進めていきたい。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG