テクノフロンティア2015エレクトロニクス・メカトロニクス関連の10分野が集まる専門技術展

モータ、電源などエレクトロニクス・メカトロニクスに関連する要素技術の10分野を集めた専門技術展「TECHNO―FRONTIER(テクノフロンティア)2015」(主催=日本能率協会)が、5月20日(水)~22日(金)の3日間、幕張メッセ(5~8ホール)で開催された。また、同時開催で「第1回国際ドローン展」「IoT Tech2015」「データセンター設備機器展2015」「マシンビジョンテクノロジー展2015」「オプトエレクトロニクステクノロジー展2015」「日本の匠技術展2015」なども開催された。

「TECHNO―FRONTIER」は、第33回モータ技術展、第24回モーション・エンジニアリング展、第7回メカトロニクス技術展、第24回組込みコンピュータ展、第30回電源システム展、第7回バッテリー技術展、第7回エネルギー・ハーベスティング技術展、第28回EMC・ノイズ対策技術展、第17回熱設計・対策技術展、第10回設計支援システム展の10の専門展示会に加え、集中展示として「センシング技術ゾーン」「ワイヤレス給電技術ゾーン」、特別企画として「産学官交流技術移転フォーラム」も開かれた。今回から会場を、東京ビッグサイトから再び幕張メッセに移して開催。

474社の出展のうち、新規出展が約120社で、100社以上が展示会場で初公開の製品展示を行った。

このうち、パワー半導体については、各社ともSiC、GaNなどの新しい材料を使った最新のパワー半導体技術とその応用製品を強化していることから数多くの新製品が披露された。

さらに、電力供給に関する分野では、ワイヤレス給電、USB経由の給電、直流給電などの実演、提案が行われ、モータに関する分野でも100社を超える企業から産業用途を主としたモータとモータドライブに関する新しい技術・製品の紹介が行われた。

また、今年は表面処理、材料、加工などの技術、マシンビジョンなどの話題の光学技術や部品、IoTやデータセンターなど、新しい需要を喚起する分野も注目で、産業用途の各種機器の開発に必要な技術・製品動向を網羅的に把握できる構成となった。

セミナーも多彩な内容で開催された。21日には「注目のIoT最前線~日本版インダストリ4・1への展望」と題して4人、22日には「ワイヤレス給電技術最新動向~実用化に向けて」と題して4人がそれぞれ講演を開催。さらに、「ロボティクス最先端技術コーナー」では、「自律制御」「人との共生」をテーマに、最先端技術が搭載された各種ロボットによるデモンストレーションと特別講演会(20~22日)も開かれた。

「モーションコピーシステム」(企画協力=慶応大学)は、操作者の動作そのものを保存、再現するモーションコピーシステムで、位置情報と力情報の両方を抽出することにより、人間の動作をそのまま再現できる。デモンストレーションでは、人間の書いたものと同様の文字を再現した。

「無軌道自律走行ロボットシステム」(企画協力=日立産機システム)は、レーザー測位地図作成システムにより、通路上の障害物を自律的に検出し、自ら通路を見つけて自動走行するロボットシステムで、工場や倉庫などでの物流現場での活用が期待されている。そのほか、ベッドと車椅子の移乗をアシストする「ロボヘルパーSASUKE」や、人とロボットとの生活空間の共生を目指すロボティクスサービスデザインなどを披露。

話題のドローン展も開催
一方、いま話題のドローン(無人航空機)に関する構成技術から実用事例までを一堂に集めた国内初の展示会「国際ドローン展」には、約50社が出展した。

ドローンは技術的な進化と共に、宅配や空撮、災害現場やインフラ調査など様々な用途が開発され、関連市場に期待が集まっている。同展では、センシング、自律制御、ソフトウェアなど、ドローンに関する技術革新と新たな用途開拓の促進を狙いに展示とセミナー・シンポジウム、飛行デモンストレーションを行った。

展示では、ドローン実機、プロペラ、カメラ、モータなどの部品、自動制御、充電・給電などが一堂に集結。セミナーでは、ドローンに関する国の取り組み(20日)、活用事例(21~22日)などが紹介され、シンポジウムでは世界の主要ドローンメーカー7社による開発動向と将来戦略(20日)や、健全な産業利用と安全ルール(22日)などで行われた。

国際ドローン展の主な出展メーカーは次の通り。
アトックス、amuse oneself、イメージ ワン、MTS&プランニング/エンルート、Aeryon Labs(カナダ)、金井度量衡、菊池製作所/自律制御システム研究所、KISCO、構造計画研究所、コマツ/SKYCATCH(米国)、サイバネテックJapan 、Drones&Ardu Pilot、ジェピコ、システムズエンジニアリング/Aero Testra社(米国)/BaySpec社(米国)、島内エンジニア/神戸清光システムインスツルメント/KURABO、情報科学テクノシステム、自律制御システム研究所、ゼロ社(中国)、中央電子、ツカサ電工、東京航空計器、東北大学/国際航業/エンルート、トプコン、長瀬産業、中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京/中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋、日本サーキット、ハイテックマルチプレックスジャパン、日立製作所/エンルート/八千代エンジニヤリング/産業技術総合研究所、日立マクセル、フカデン、プロドローン、MIKAWAYA21、柳井電機工業、ユニトライク(旧社名‥ユニーク)、ヨコヤマコーポレーション。

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