東洋電機 空間光伝送装置開発 伝送速度100bps実現

2014年12月10日

【名古屋】東洋電機(松尾昇光社長)は、イーサネットに対応し、伝送速度100Mbpsを実現した空間光伝送装置「SOT―USシリーズ」を開発、近く発売する。防犯監視システムやエレベータシステムに利用できる。

光通信により、イーサネットをワイヤレスで接続し、品質を損なうことなく大容量の通信が可能。利用環境はIEEE802・3に準拠し、100BASE―Tのイーサキャットにも対応。

電波方式に比べて、外部に漏えいしにくいため、信頼性に優れている。

搬送制御システムの場合、台車側も地上側と同一のネットワークとして接続でき、リアルタイム通信が行える。

同一ネットワークのシーケンサ制御システムに使用すれば、通常のデータ通信だけでなく、移動側のプログラム確認や変更が可能となり、メンテナンス性が向上する。また、ケーブル敷設工事や通信費が不要なため、コストダウンを実現する。

接続は市販の100BASE―T用イーサネットカードやスイッチングHUBに対応している。

主な用途としては、(1)街路灯などに取り付けて通信を行う防犯カメラシステム(2)公道を挟んだビルのオフィス間での通信(3)電磁ノイズに強い点を生かした工場間、工場と事務所間での通信(4)電波に比べて医療機器に影響を与えない光無線を活用した病院内での通信(5)学校における離れた体育館と校舎間での通信(6)ケーブルの埋設が困難な場所、危険区域での通信―などが考えられる。