灯台

近ごろ「リケジョ」ということばをよく聞く。理科系の分野に精通した女性を指している。理系には一般的に男性が多いことから、この分野に強い女性には、特別な呼称として呼ばれているようだ▼理系分野だけでなく、最近は男性の職業分野に女性の進出が目立つ。寿司職人や左官業など従来、男の職場と思われていたところで女性が働き始めている。人手不足が続いている建設分野では、女性の働き手を呼び込もうと「けんせつ小町」という愛称を決めたという。土木系の仕事や研究に携わる女性は「ドボジョ」という愛称も使われているが、土木以外の広く建設現場で働く女性を表すものとして使用していくらしい▼先日取材でお会いした経営者に、オートメーション新聞の紙面も「リケジョ」を意識した内容が必要だと指摘された。女性が社会進出する機会が増え、働く人の30%を女性が占める時代だけに、紙面も女性に読んでもらえる内容が必要だという。女性は、自分が読んだ内容を子育ての時に子供に話す機会が男性より多い。日本の将来を担う子供に理系への親しみを感じてもらうためにも、日頃のこうした接し方が重要になってくるだろう。今後は、女性にも身近に読んでもらえるオートメーション関連の情報を増やす努力を始めたいと思う。オートメーションが身近なものとして捉えられるためにも。

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