バルーフの「BNI CCLシリーズ」 おもしろ技術拝見 制御盤外でI/O増設

センサー・アクチュエータレベルのフィールドバスのシステム変更などで工事者の手を煩わせる配線接続作業を容易にするインタフェースが登場した。取り付け穴を半分にし、しかも制御盤外でI/O増設が行えるという製品である。

大手センサーメーカー、Balluff(ドイツ)の日本法人バルーフ(東京都文京区白山1―13―7、TEL03―3830―0520、吉田憲司社長)が日本で販売しているCC―Link対応のネットワークインタフェースBNI
CCLシリーズである。

この製品は、センサーやアクチュエータの接続を全て制御盤の外で行え、制御盤の省スペース化を可能にする。

しかも、工事者の便利さを図るため、設置は大きな2つの取り付け穴にしている。従来は4つの穴にドライバーで取り付けていたが、その作業が半分で済む。

また、センサーやアクチュエータの動作を瞬時に確認できるよう、各チャンネルに高輝度LEDを搭載している。

それだけでなく、全てのチャンネルはショートや過電流などの自己診断機能を備え、即時故障解析を可能にしている。

現在注目されているIO―Linkで、モジュールを3線のセンサーケーブルで接続できるのも特色となっている。

EU市場で好評のこの製品は、日本でもフィールドバスのインターフェースに新風を送るものと見られる。
(http://www.balluff.jp)

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG