三菱、25億円投入工場の見える化モデルライン構築

2013年8月21日

三菱電機は約25億円を投じ、名古屋製作所新城工場(愛知県新城市)のモーター生産体制を強化する。新城工場は、高効率の三相モーター、およびNC工作機械用主軸モーターの主力工場であるが、三相モーター、主軸モーター生産の中核となる鉄心・巻線・機械加工の設備を中心に最新鋭の生産ラインを導入して、短納期で高品質の製品を多品種少ロット生産するラインを整備することで、グローバル供給拠点として整備を図るもの。

また最新のFA機器を使用した生産ラインを構築し、同社の提唱する工場の見える化「e&eco―F@ctory」のモデルラインを構築する。

三相モーターは、国際的な環境意識の高まりから世界各国で高効率法規制が進展しており、日本でも2015年4月施行予定の「省エネ法」改定により、従来よりも高効率のトップランナー機種の需要が大幅に増加するものと見られている。

NC工作機械用主軸モーターも、中国・ASEAN等の新興国で伸長する工作機械需要に伴い、高性能のNC工作機械の需要が高まっており、高速・高トルク・低振動な高品質の主軸モーターの需要増加が見込まれている。

新城工場では、三相モーターの高性能省エネモーター「SF―PRシリーズ」と、主軸モーターのビルトイン主軸モーター「SJ―BGシリーズ」などを生産しているが、今回の設備投資で、15年度には従来の1・2倍の年産31万台体制を確立する。