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ねじアップ式コネクタ端子台「PCA7シリーズ」 東洋技研が20.50極タイプ

接続機器大手の東洋技研(長野県岡谷市長地権現町4―8―7、GEL0266―27―2012、花岡孝社長)は、好評のねじアップ式コネクタ端子台「PCA7シリーズ」に20極と50極タイプを追加発売した。これまでの34極、40極と合わせシリーズが充実、小形化するPLCやSBCに幅広く対応できる体制が整った。近年、制御盤の省スペース化へPLCやSBC(シングルボードコンピュータ)の小型化が進んでいる。そのため、接続するコネクタ式端子台も横幅の縮小が求められている。 同社では、こうしたニーズに対応し、PCN7シリーズに比べ横幅寸法を4ミリ小さくしたねじアップ式コネクタ端子台PCA7シリーズを開発、今春34極と40極を発売、PLCタイプモデル・コモン端子台もラインナップした。制御盤の小型化、トータルコスト低減に貢献できることから好評で、今回20極と50極を追加したもの。 ねじアップ式コネクタ端子台PCA7シリーズは、記名板や記名シールに工夫を凝らし配線作業の効率化を図っている。記名板はキーポイント毎に配色を変え、カラーを採り入れている。+ドライバーでカバーから抜き取ることができ、しかも記名板カバーは簡易ロック機能付きである。記名シールは端子中央部分に記名板表記と連動した配置になっているためより分かりやすく、端子台上段側にキーポイント毎に凸があり作業がはかどる構造となっている。 端子台は、ねじを外すことなく丸形・Y形圧着端子を接続でき、しかも圧着端子は2枚取り付けできる。使用する圧着端子により上下段どちらからでも配線作業が可能である。ねじの脱落や紛失の心配もない。 レール取り付けロック機構も備えており止め金具なしでも固定でき、ロックボタンを押しながら左右に移動可能である。