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ケイテック電線を簡単収束パネルエッジ8月にクランプの新シリーズ発売

ケーブル・アクセサリーメーカーのケイテック(大阪市淀川区東三国6―19―35、GEL06―6397―5711、仲村一實社長)は、パネルのエッジに嵌めるだけで、垂直・平行の2方向から電線やケーブルが簡単に収束できるクランプ「ペット・ベース(P〓E〓T〓Base)シリーズ」として、パネル厚さ3・0ミリから6・0ミリに対応する「型番KPB―60」を8月から発売する。 P〓E〓T〓Baseは、パネル・エッジ・タイ・ベースの略で、金属や樹脂のパネルのエッジに、ペット・ベースを嵌めるだけでケーブル類が簡単に固定できる、ネジ止めが不要のケーブル・クランプ。 ケーブル類を収束するバンドは、垂直と平行の2方向から挿入できるのが特徴で、狭いスペースなどで使用する場合にも便利である。 本体の素材は高い難燃性を示す難燃性規格「UL94V―0」に適合した66ナイロンを使用。引き抜き強度などに強く丈夫でしかも難燃性が高いことから、高機能性が求められる車両用途などにも使用できる。 クリップ部は表面処理鋼板(SPCC)を採用。使用温度範囲は、〓40度~〓108度と幅広く、温度条件の厳しい場所でも使用できる。RoHS指令に対応。 垂直と平行の2方向の挿入が同じクランプで可能なクランプは他社になく、強度にも優れることから、同社では、購入コスト面や在庫面でメリットが高いとしている。 パネルエッジのパネル厚サイズ1・3ミリから3・0ミリに対応するKPB―30を今春に発売しており、パネル厚3・0~6・0ミリに対応するKPB―60の発売で、ラインアップを拡大する。 なお、バンドの挿入口サイズは両タイプとも、幅2・5~4・8ミリ、厚みは最大1・05~1・3ミリとなっている。