プログラムをブロック化設計分担作業が可能に プログラマブルコントローラ パナソニックが発売

2012年12月19日

【名古屋】パナソニックデバイスSUNXは、装置の設計時に、プログラムのブロック化によって分担作業を可能にするプログラマブルコントローラ「FP7シリーズ」を発売した。半導体製造、自動組み立てなど様々な装置、設備の制御に使用できる。

競争激化などで製品サイクルが短くなる中、それを作る装置の製作期間も最短化が求められている。また、製造装置は日本で開発し、実稼働は海外ということが主流になってきており、製造現場の体制が大きく変わってきている。

今回の製品は、こうした時流に対応するため、“設計"“稼働・メンテナンス"“トータルコスト"の全ステージにおいて、7つの「省」を提案、使いやすさを追求している。

プログラミング時間の「省」としては、プログラムのブロック化で、複数人による分担作成が可能となった。プログラムブロック内だけで有効なローカルデバイスを使うことで、他で作成したプログラムを転用しやすい。

デバッグ時間の「省」としては、デバッグ時、1スキャンごとの接点動作のタイミング確認が可能。セキュリティ対策工数の「省」としては、装置出荷先でのプログラムコピーの被害を防止できる。装置出荷先で納入された装置をまるごと複製するため、新たに入手したFP7に既存装置から抜き取ったプログラムをコピーしても複合キーが一致せず、装置を稼働することができなくなる。

その他の「省」として、(1)遠隔地からプログラマブルコントローラの稼働監視やSDメモリーカードにためたデータの呼び出しが可能という稼働監視の「省」(2)電池レスデータバックアップによる電池交換不要と、接点開閉回数・ON時間の自動測定で、装置のメンテナンス時期を判定するメンテナンスの「省」(3)プログラムのバックアップ機能搭載による復旧工数の「省」(4)スペースとコストの「省」など。

演算処理速度は、基本命令11ns/ステップから、プログラム容量は196k/ステップ、データ容量は256kステップ。