日本企業の経営課題2012

2012年12月12日

<生産領域の課題>

■グローバル生産展開における障壁(現在~今後)■

グローバル生産を展開していくうえで、現在と今後(3~5年後)に想定される障壁については、現在は障壁として捉えているが、今後はクリアされていくと捉えられているのが「各工場の不安定なパフォーマンス」(現在44.4%→今後28.6%)。逆に、障壁として大きくなると想定されるのが「現地の労働者の賃金上昇、待遇の見直し」(現在27.0%→今後48.6%)。(図1)

■現地工場マネジメントにおける課題(現在~今後)■

現在に比べ、今後の課題として高まっていくのは「工場運営は全面的に現地に権限移譲」(現在9.0%→今後24.7%)、「現地独自製品の開発・生産」(現在10.9%→今後21.6%)で、現地工場により裁量を持たせた運営にシフトしていくことが予想される。

現在1位の課題である「現地人幹部の育成」は、現在の30.3%から45.0%へさらに重要な課題となっていく。(図2)

■3年後の国内外生産の増減予想(数量ベース)■

国内生産は、今後3年で「増加する」が26.6%あるが、「減少する」が35.1%でやや上回る結果となっている。

海外生産については、「増加する」が8割を超え84.0%に達している。(図3)

(おわり)