3Dモールドベースデータ分かりやすい図面に加工アンドールが日本金型材と共同開発

アンドール(東京都中央区日本橋本町4―8―14、TEL03―3243―1711、笹淵裕司社長)と、日本金型材(埼玉県戸田市新曽2002―12、TEL048―299―5485、牟田伊夫社長)は、3次元CADソフト「DesignFlow/AutoDrawing(デザインフロー/オートドローイング)」のバージョン6・0を共同開発、発売を開始した。標準価格78万円(保守料別)。

現在、型設計分野は部品干渉チェックや解析を活用する目的で、3次元CADによる設計移行が進んでおり、設計した3Dモールドベースデータによる加工依頼が増加している。

モールドベース加工の大半は穴加工やポケット加工などの2次元加工が中心で、短納期の金型製作など協力会社へ加工依頼をする場合、加工指示図面が必須となっている。

DesignFlow/AutoDrawing6・0は、ほかの3DCADで作成した3Dモールドベースデータを、簡単な操作で加工者がわかりやすい図面に加工することができる。

OSは、Windows7に対応。新ブーリアン機能により、複数部品の一括ブーリアン演算(和、差、積)と、面色の反映が可能になり、大幅な時間短縮を実現した。

3DCADデータから加工に必要な公差情報を伝達するために、色別公差テンプレートを用意。取引先金型メーカーごとや、金型設計する3DCAD別に応じて複数持て自由に名前を付けることができる。

3DCADデータを図面投影と同時に公差テンプレートとマッチングさせ、公差付き加工図面の自動作図が可能。モールドベース加工の初期段階で行われる、冷却穴加工用の水穴回路図の作成時間を大幅に短縮した。

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