携帯基地局向け部品など伸びるサンワテクノス

サンワテクノスの今年度第2四半期の連結業績は、売上高406億3500万円(前期比11・8%減)、営業利益11億1400万円(同39・7%減)、経常利益12億300万円(同32・8%減)、純利益7億400万円(同36・3%減)の減収減益となった。

国内の売上高は300億9000万円(前期比15・4%減)。太陽光発電システム向けパワーコンディショナーなどの制御機器、携帯電話基地局向け電子部品、リチウムイオン電池生産設備などの販売は増加したものの、半導体製造装置や産業機械向けなどが減少。

また、海外売上高はアジア85億2400万円(同1・2%減)、欧米11億4600万円(同21・4%増)、その他8億7400万円(同9・4%減)。中国市場低迷の影響を受けた。

部門別業績は次の通り。

▽電機=94億2700万円(前期比26・1%減)▽電子=280億1700万円(同5・3%減)▽機械=31億9000万円(同14・7%減)。

なお、通期は売上高860億円(同4・1%減)、営業利益24億円(同27・0%減)、経常利益25億円(同26・5%減)、純利益15億円(同24・1%減)である。

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