JWAAが「環境セミナー」開く

日本配線資材工業会(JWAA、高橋信房会長)は9日、東京の中野サンプラザで環境セミナーを開催した=写真。製品含有化学物質管理の情報をサプライチェーンで整備、伝達することが世界のすう勢となっており配線資材メーカー、商社も関心が高く、セミナーには58人が参加した。

配線資材は、部品などと同様に川中産業として川下産業から製品含有化学物質管理の情報の提供を求められる状況にあり、化学物質規制強化に伴い情報伝達のための管理負担が増加している。そのため、情報授受の様式を統一したJAMP様式が普及しており、JWAAでも会員を対象にセミナーを開催している。

4回目となる今回のセミナーでは、木村公明産業環境管理協会技術参与・JAMPアーティクルマネージメント推進室長が化学物質の国際動向、規制動向の最新情報を提供、JAMPの情報伝達様式について説明した。

この後、日立製作所情報・通信システム社、高木商会が含有化学物質の情報伝達の取り組み事例を紹介した。

自動車・自動車部品、電機電子、化学、鉄・非鉄金属の各業界、JAMP、JGPSSIが参加して作成した含有化学物質管理ガイドラインが8月に発行予定など、産業界はいや応なく統一様式の使用を迫られており、参加者は熱心に質疑応答を行っていた。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG