分岐点

2012年5月16日

最近、商社の営業責任者から聞く言葉に「eメールは確かに便利だが、本当の意味での交流がなくなった」がある。「取り扱いメーカーの営業担当者と当社の社員はほとんどメールで事を済ませてしまう。同行販売も形式的で、議論を交わすこともない。仕事が好きなのかどうか分からない」。 世の中の希薄化を象徴するように営業形式の「標準化」が進み、対話が成立しないのかもしれないが、一種の抵抗を感じてしまう。顧客といろいろな話ができるようになると、いつの間にか、顧客の会社ために思考している。信頼関係も自然に醸成されていく自分に気付く。 日本人は不器用な人が多い。会社を代えるごとに出世するタイプは少ない。むしろ職人気質が勝…