デジタルアジア、新興国での販売綱拡大国内はコラボを積極的に推進

デジタル(大阪市住之江区南港東8―2―52、TEL06―6613―1101、安村義彦社長)は、今年に入り、インド、シンガポールに次々と販売拠点を新設し、アジア市場での販売網を拡大している。また、国内では制御機器各社と「表示器活用ソリューション」の強化を図っており、シュナイダー・グループのシナジー効果と合わせ、2015年度に売り上げを現在の299億円から2倍の600億円達成を目指している。

同社はシュナイダー・グループの中で、アジアにおけるコンピテンスセンター(司令塔)的役割を担っており、アジア、新興国を中心に海外事業を強化している。

すでにアジア地区では韓国・台湾のシェアが急拡大しており、今年は中国、インド、シンガポールなどアジア地域や新興国市場の販売網拡大を図っている。

中国は数年前から、上海に販売のヘッドオフィスを置き、北京、無錫、広州、杭州、深圳の計6カ所に支社を置き販売体制を強化している。営業のほか技術スタッフも数名置き、テクニカルサポートも行っている。

今年はさらに営業・マーケティング活動を活発化させると同時に、中国市場のニーズに合った製品開発も行っていく。

一方、インドではバンガロールに販売のヘッドオフィス、ムンバイに支店を開設していたが、今年に入り1月にグルガオン、3月にプネに新しく支社を開設。計4拠点で拡大する需要に対応している。

また、シンガポールは、これまでタイから出張で営業を行っていたが、今年5月に販売拠点を新設、営業のスピードアップを図っている。

欧州では東欧方面に、さらに南米でも事業拡大に取り組んでいる。海外では同社の「Pro―face」ブランドの認知度が高いことからこれを活かすとともに、各エリアの市場ニーズに対応した製品を投入するなど、市場に密着した展開を行っている。

これに対し国内では、制御機器各社と協業やコラボレーションを積極的に推進している。今年4月には回転灯・積色表示灯などのシグナリング機器メーカーで、シュナイダーエレクトリックの子会社であるアローを吸収合併した。

親会社のシュナイダーは、HMI(タッチパネル付き表示器)、シグナリング、押しボタンスイッチ、リレーの4つの産業分野・製品を持っているが、デジタルはコンピテンスセンターとして、HMIとシグナリングを結びつけることで、生産現場の稼働状況などの「見える化」を推進、人と機械のインターフェイスの役割を担う効果的なソリューション提案を行っている。

同社は数年前から、表示器と高度化した各種制御機器をダイレクトで接続し、機器の有効情報を最大限に活かす「コクピットソリューション」を展開してきたが、今年はこうした動きを加速させ、制御機器各社との「表示器活用ソリューション」を積極推進。すでにPLC、ステッピングモータ、センサー、モーションコントローラ、インバータ、ACサーボモータ、リモートI/O、温度調節計等の専門メーカーとコラボレーションで効果的なソリューションを展開している。

また、新製品ではシュナイダーが開発した国内初となる産業用バッテリーレス無線型押ボタンスイッチなどに注力している。送信側の押ボタンスイッチに電源や電池交換の必要がなく、操作盤から離れた位置でも無線操作が可能である。現場でスイッチ追加にかかっていた費用が約20%削減でき、商社筋でも推薦商品に挙げている。

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