コンテックとミラクル・リナックスフルHD対応の小型・省電力「デジタルサイネージプレイヤー」を共同開発

コンテック(漆崎栄二郎社長)と、ミラクル・リナックス(東京都港区芝3―24―7、TEL03―6435―4550、児玉崇社長)は、フルHD対応の省電力デジタルサイネージプレイヤー「DS―210D」=写真=を共同開発、日本品質で低価格な高性能長期安定供給のSTB(セットトップボックス)として、グローバル販売を開始した。

DS―210Dは、コンテックの小型・省電力の組み込み用パソコン「ボックスピュータBX210」に、ミラクル・リナックスのデジタルサイネージ向けソフトウェア「Embedded
MIRACLE
Digital
Signage
Edition」を搭載したもの。

BX210は、省スペース(新書サイズ)、省エネルギー設計でネットブック並みの低消費電力を実現しながら、フルHD動画再生に対応する。ファンレス/スリットレスによる優れた耐防塵性と、工業用仕様の高信頼性を誇る。

また、長期安定供給のロングライフ設計で、動画再生支援機能を搭載した省電力CPUインテル「Atom」プロセッサZ530を採用。

ソフトウェアは、複数静止画のフェードイン・フェードアウト、クロスフェードなど柔らかなコンテンツ表現が可能で、動画切り替え時のシームレスな再生を実現。

フルHD動画再生で、なめらかなテロップ挿入が可能である。

CPU不調時や、メモリ不足による性能低下でシステムが解決できない場合に自動再起動する自動復旧機能を備えている。

コンテンツ配信ソフトウェア「EMPopMaker」を標準装備。定型テンプレートを利用することで、簡単にコンテンツが作成できる。また、PCで作成したコンテンツをUSB媒体、及びネットワーク経由で配信が可能である。

両社は、双方の経営資産を融合することで、魅力あるデジタルサイネージプレイヤーを提供できるよう、昨年から製品化を進めてきた。

今後、両社はSTB以外でも産業向け製品の開発、供給、長期サポートを軸とした体制を構築する方針である。

ミラクル・リナックスは、2000年にLinuxのサーバビジネスを主軸として設立。以後、中国、韓国などのアジア諸国を中心にLinuxサーバOSを提供している。

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