分岐点

2011年5月11日

いま、全国の商社の目は仕入先メーカーに向いている。半導体、マイコン搭載の制御機器の納期が不確定になっているためである。顧客へ正確な回答ができないのもさることながら、メーカーからの情報量不足で、商社を選別し供給しているとの風評さえ、中小商社の間に出始めている。 FA制御機器は成熟段階にあり、当然のことながら新規分野の開拓よりも既存市場でのシェア獲得が優先されている。そのため、「想定外」の特定部品の生産停止による影響に対し神経を尖らし、流通への公平な情報開示が遅れ、商社の不安感を助長させる結果になっている。 ある配電制御システムメーカーの役員は急きょ、韓国へ向かった。電線不足に対処するためで、韓国…