2011年わが社の経営戦略 環境・グローバルで成長路線へ再発進

2011年1月5日

産業システム事業部は、国内10社、海外11社の計21のグループ会社、国内2工場(府中、三重)と連携してグローバルな展開を図っている。2010年度の状況は、09年度上期を底にして、売り上げは上がってきているが、リーマンショック前まではまだ戻っていない。それでも需要は回復しつつあり、またインバータは中国での販売が倍増するなど好調である。

11年度は、国内市場は先行き不透明であるが、海外市場は伸びシロがあり、特に新興国市場にチャレンジしていくことで、30%は伸ばしたい。

東芝では、経営方針として、利益ある持続的成長への再発進、グローバル事業展開の加速、イノベーションのさらなる進化、CSR経営の推進を掲げ、当事業部でも「環境・グローバルで成長路線へ再発進」をスローガンとして掲げている。

中核事業のひとつとして取り組んでいるモータは、昨年9月にベトナムに産業用高効率モータ工場を建設し、生産を開始した。また、昨年12月から施行の北米でのモータの高効率化規制に対応した製品も投入している。さらに、12年からはフォード社へハイブリッド車向け駆動用モータを供給する契約を締結するなど、環境・グローバル経営を推進している。

今年もグローバル展開を強めるが、中でも新興国のインド、シンガポール、オセアニア、EMEAの地中海周辺諸国などで販売チャネルの構築を進める。地域に合ったスタイルを進めるために、外国人社員も当事業部で採用している。

製品面では、インバータとモータを組み合わせた最適ソリューション提案の推進、産業用コンピュータの海外販売の検討や国内ではサーバー系領域での拡販を、電磁流量計も食品向けのNSF規格を取得し北米市場向けに販売を開始、国内外での事業の拡大を目指す。