2010年版ものづくり白書 「主要製造業の課題と展望」 (4)化学産業 電池分野での成長に期待

2010年7月28日

1、現状 化学産業は、プラスチック、化粧品、洗剤、写真用フィルム、タイヤなどのゴム製品、など、広範な分野にわたって素材や最終製品を供給するとともに、電池材料や医薬用部材、などエネルギー環境問題対策や安全安心社会の実現にも貢献する産業である。 2008年度の出荷額は43兆8523億円、製造業全体の約13%を占め、付加価値額では15・5兆円、約15%と高い比率になっている。この出荷額および付加価値額は共に、輸送用機械器具に続く第2位で、直接的には92万人の雇用を支えている。 国際的な位置付けでは、米国、中国に次ぐ第3位の規模を誇っているが、個々の企業業績を比較すると、欧米企業が上位を占めており、我…