【FA各社トップが語る2026】RYODEN「自動化ソリューション提案を強化」代表取締役社長 富澤 克行

2025年度のFA事業は、先端半導体製品用の製造装置関連が堅調に推移している。また中小規模メーカーにおけるカーボンニュートラルへの投資が活発化し、統合監視制御システム「Remces(レムセス)」と関連する脱炭素・省エネソリューションの引き合いが増加しており、さらに工場の人手不足対策として、先端ロボティクスを生かしたソリューション提案にも注力している。商材や商圏の拡大への取り組みも強化しており、昨年総代理店契約をしたシンガポールのFA機器メーカーアクリビス・システムズ社製品の日本市場での拡販を進めている。商圏拡大では、北海道において北海道三菱電機販売と北弘電社の三菱FA機器販売代理店事業を譲り受け、事業エリアの拡大と一層の顧客基盤の強化を実現した。
2026年度は、FA事業では、日本市場は引き続き脱炭素化や人手不足対策などの自動化ニーズに対応したソリューション提案を強化する。中国市場はローカル設備メーカーの拡大基調が続き、欧米への輸出拠点として東南アジアへ進出する中国企業の増加に対応するため設置したチャイナデスクにより、現地でのシステム対応や環境対策などに取り組む。米国市場は、人件費高騰対策として生産効率化・自動化投資が拡大しており、センシングを中心に人作業からの自動化提案に注力する。加えて当社の害獣・害虫の遠隔監視ソリューション「Pescle(ペスクル)」で培った「動画・画像AI分析技術」と「カメラソリューション」を出資・提携先のMicroshare(マイクロシェア)社製品に機能統合し、これを武器に米国のペストコントロール市場を攻略したい。2026年度は昨年度からスタートした中長期経営計画「ONE RYODEN Growth 2029 | 2034」の達成とその先の100周年に向けて、各施策をさらに加速する年にしていく。
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