【FA各社トップが語る2026】タカギコネクト『「やりがい改革」推進で需要を捉える』代表取締役社長 中山 広幸

2025年度は、売上高と営業利益ともに前年を上回る予想で、現在も増収増益を目指して活動している。市場の過剰在庫も減少し、リピートオーダーが動き始めており、適正在庫まで残り2割弱といった状況だ。
分野別ではPCB関連機器が前年比49%増、工作機械が同15%増と好調に推移した。製品別では産業用IPC&ネットワークが同25%増、コネクタ・端子台も同12%増と伸長。WEBセミナーも精力的に実施し、全17コースで受講者は3000人に達する見込みとなっている。
「やりがい改革」の一環として、4月に社名を「タカギコネクト」へ変更、7月には本社を港区へ移転するなど、大変革の年となった。さらに来年1月からは宇都宮営業所を埼玉支店へ統合し、埼玉支店の内勤営業を本社へ移設して50名体制とすることでフロントオフィス機能を全国3拠点に集中し、顧客サービスのさらなる強化を図る。また2月には西東京支店も南大沢へ移転し利便性を高める。
2026年の市場見通しは明るく、半導体製造装置、フィジカルAI、ロボット、工作機械、物流搬送、鉄道/交通、防衛関連などの成長市場に注力する。具体的には「制御・電子・IPC&ネットワーク・駆動機器」の4カテゴリーを軸に展開し、特にコネクタや端子台からハーネス加工までを担う「コネクト事業」、産業用IPC、安全機器、モーターやロボット、AMRなどの駆動機器に力を入れ、顧客の組立・配線の省人化や設計の効率化を強力に促進する。
また組織力の強化に向けてデジタル推進担当を設置し、AIソフトとRPAの開発・活用を強化するほか、健康経営を推進し、社員がやりがいを持って長期的に活躍できる環境をサポートする。来期の需要立ち上がりに備え、納期遅延予防に向けたプロアクティブな活動を徹底していく。