【FA各社トップが語る2026】リタール「制御盤の生産性向上への新商材を含む提案力」代表取締役社長 新岡 卓

2025年度の売上高は前年比で微増となった。為替の影響により粗利益は減少したが、内部コストの削減の徹底により、収益性は維持できた。グループ会社であるEPLANと連携し、互いに協調しながらバリューチェーンを訴求する営業活動を引き続き行った。

全体最適への理解と関心は高まり、かかる商材への引き合いも多く獲得できた。11月には日本での販売初号機となった全自動電線加工機「WT」の顧客への据え付けが完了し、良い実績となった。またIT事業への取り組み強化や、バスバーシステム「RiLineX」の市場投入にも注力した。主力の産業用エンクロージャーは低迷したが、生産性向上に寄与するその他の商材で補填することができた。

2026年は、これまで訴求してきたバリューチェーン関連の案件を実現できる見通しで、バスバーシステムの実装も本格化する。IT事業でもAIデータセンター向けの冷却システム「DLC(Direct Liquid Cooling)」の販売を開始する。さらに、制御盤用クーラーのノンフロンモデルを市場投入、国内仕様に準拠した筐体の採用も促進するなど、見通しは明るいと考えている。

営業組織を簡素化してソリューション提案への対応力を高め、代理店網の強化やサービスパートナーの拡充も図っていく。

10月に開催されるJIMTOFへの出展やプライベート展示会への参加に加え、IT系のイベントにも積極的に参加して新商材であるDLCやノンフロンクーラーをアピールしていく。 制御盤を取り巻く企業のエコシステムにおいて競争・協調領域を明確にし、制御盤製造に関わる企業の生産性向上に貢献していく。

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