【FA各社トップが語る2026】エニイワイヤ「オープンネットワークと省配線システムの融合」代表取締役社長 伊丹 伸司

2025年度の売上高は前年比約25%増を見込む。国内は物流搬送と自動車業界が堅調だったことに加え、海外もEMS業界が好調を維持した。「AnyWireASLINK platform」や省配線・省工数技術といった省配線システムを活用した配線工数削減や稼働率向上の提案活動に注力し、重点ターゲット顧客の獲得を推進し、市場の在庫解消が進んだことも業績向上に寄与した。

2026年度は、物流関連需要の増加、生成AI関連投資の継続による一部半導体製造装置需要が好調に推移するも、国内外での自動車関連投資の減少などにより、業績は前年と同程度と予想する。

各国の関税措置や輸出規制の影響もあり、事業環境は決して楽観できない状況だ。

引き続きオープンネットワークと省配線システムの融合を推進する。顧客の設計や立ち上げ時の使い勝手を向上させ、多様なニーズに応える分散制御システムを実現し、工場の自動化と生産性向上に貢献する。パートナ企業との連携を強化してAnyWireASLINK platformの浸透を図り、物流・搬送、半導体、自動車業界の課題解決に向けたソリューション提案で事業規模を拡大する。

2026年5月まで三菱電機東日本FAソリューションセンターで展示を行っており、「省配線」と「オープンネットワークとの融合」をテーマに、産業用イーサネットと融合した制約のないシステムやリモート監視・遠隔調整の利便性を紹介している。またオンラインショールーム「ATS」や動画コンテンツを通じ、技術やソリューションをWEBサイトで発信していく。

AI普及で知的生産性は向上するが、現場の人手不足は依然として深刻だ。魅力ある製品提供を通じて豊かな社会の実現を目指し、省配線システムの普及で効率的かつ持続可能な生産現場の構築に貢献する。

https://www.anywire.jp

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