【FA各社トップが語る2026】HMSインダストリアルネットワークス「Anybus Embeddedの訴求を最優先に」Vice President MU APAC ハンス=ヨアヒム・ゾンマー

2025年は、グローバルも日本も力強い成長と変革の年となった。主要市場での需要加速と供給能力の改善により、過去最高の受注高と堅調な収益性を達成した。グローバルの第3四半期実績を見ても、受注高は前年比26%増、売上高は同13%増の8億9400万SEK(スウェーデンクローナ)となり、二桁成長を維持している。11月にはMolex社の産業用通信ビジネスを取得し、事業基盤をさらに盤石なものとした。

日本市場では、日本のOEMに向けたデザインイン活動の拡大と、次世代Anybus Embedded戦略の立ち上げ準備と訴求、Ewonを基盤としたリモートアクセスとデータサービス拡大し、食品加工、物流、上下水、半導体サプライチェーンを重点ターゲットに拡販を行った。IIFES 2025、業界セミナー、技術教育活動などを通じ、産業ネットワークとデータ活用の重要性を市場に発信し、商談パイプラインの拡大とブランド認知向上につながった。

2026年の市場見通しは良好だ。日本では産業デジタル化が加速しており、サプライチェーン強靭化や工場全体のデータ連携、リモート運用、サイバーセキュリティへの対応強化が求められている。半導体やEV、データセンター産業の成長も追い風となり、ソリューションへの需要拡大が期待できる。

今後の戦略として、「次世代Anybus Embedded」プラットフォームの日本展開を最優先に進め、FA、ロボティクス、半導体などのOEMに向けたデザインイン活動を加速させる。また、産業機器の機能安全ニーズへの対応や、食品・インフラなど特定産業向けのデータソリューション(IDS)事業も拡大していく。

「産業機器から価値あるデータを引き出し、顧客の生産性を高める」という使命のもと、日本の製造業を支援する。

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