【FA各社トップが語る2026】日本ワイドミュラー「創立50周年へ5カ年計画始動」代表取締役社長 中村 淳

2025年はドイツ本社が創業175周年を迎え、記念すべき年だった。ターゲット市場ごとに濃淡はあったものの、全体としては非常に順調に進んでいる。
特に特約店施策やPRO Partnerとの連携強化によって強固なコネクションを構築し、新たなソリューションパートナーも迎え入れた。175周年を記念して開催された「Orange Weeks」では、ドイツ本社に顧客を招待して製品紹介やトレーニングを行った。11月のIIFES2025も良い反響を得ることができた。
製品面では「Pioneering since day one」を掲げ、多数の新製品を投入した。得意とするサイバーセキュリティやIT・OT融合機器への引き合いが増加している。SNAP IN製品も拡充し、スイッチング電源や基板用端子台などに新ラインアップを追加した。
2026年の見通しは明るい。受注は回復傾向にあり、2026年からの新規採用案件も多い。この機を捉え、好評のPLCなどを活用したソリューション提案を強化する。パートナー網の拡充を進め、顧客をドイツや中国へ招待し、製品とブランド理解を深めてもらう活動も継続する。
また、アジア市場向け「Qilin」ブランドを日本へ本格導入するほか、SNAP IN製品のさらなる拡充を進める。自動化、制御、モニタリング分野でパートナー企業と連携し、最適なソリューション構築を支援するサービスを開始する。太陽光発電分野でトップシェアのSPDは、公共建築協会の評価書を取得し、一般受配電盤への採用が容易になった。この強みを活かし、拡販を加速する。
日本ワイドミュラーは2030年に創立50周年を迎える。その節目に向けた5カ年計画の初年度となる今年は、さらなる成長と飛躍のために、勢いを加速させる重要な1年にする。
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