【FA各社トップが語る2026】シュナイダーエレクトリック「HMI軸に進化と挑戦を」カントリープレジデント 青柳 亮子

2025年は景気回復ペースが想定より緩やかで、主力製品のタッチパネル表示器や積層表示灯の伸び悩みも見られた。そのため、インダストリアルオートメーション事業部ではコアビジネスの強化に向け、新製品投入を強化した。

昨年展開を開始した「Easyシリーズ」は、必要十分な機能を低価格で提供し、幅広いニーズに応えることをコンセプトとして、タッチパネル表示器と組み合わせる積層表示灯や電源、リレーなどをラインアップに揃えた。また、昨年12月に発売した「GP6000シリーズ」は、ディスプレイサイズやAC電源対応などで世界最大規模の豊富な選択肢を整えた、タッチパネル表示器リーディングブランドとしての存在感を象徴する製品だ。

2026年は、こうした新製品を軸に、タッチパネル表示器のパイオニアとしての地位を更に強固にし、成長を加速させる一年としたい。Pro-faceは1989年に世界初のHMIを手掛けたブランドとして、初号機から現在までパネルカットサイズやソフトウェア資産の互換性を守り続け、PLCなど外部機器との通信プロトコル数も業界No.1を誇る。現在も続く大阪の開発拠点と、グローバル企業ならではの視点やサポート網で、日本の機械メーカーの競争力強化に貢献していく。

さらに、2024年に立ち上げた製造業向けDXサービスは、順調に拡大し事業の柱として成長した。昨年は世界経済フォーラムのライトハウス認定を受けた自社工場に多くの顧客を迎え、デジタル技術を活用した統合的なデータ活用や製造プロセスの仕組み化などを体感いただいた。2026年も、エネルギーマネジメントを含む豊富なソリューションポートフォリオを活かし、リアルなショーケースを持つ企業として、ものづくりの経営課題に説得力をもってアプローチしたい。

https://www.se.com/jp/ja

TOP