【FA各社トップが語る2026】IDEC「創業100年・高収益企業に向けて改革断行」代表取締役会長兼社長 舩木 俊之

2025年11月に創業80周年を迎えた。創業当時と比べて事業環境は大きく変化し、現在グループの海外売上高比率は70%近くまで拡大し、今後もこの比率はさらに高まっていくだろう。

こうした変化に対応していくため、2025年5月に中期経営計画を策定した。「新生IDEC」として生まれ変わり、グローバルかつ顧客中心の企業文化を持つ高収益企業の基盤を作るための各種プロジェクトを推進している。

2025年度は、前期までの課題であった流通在庫の消化がグローバルで進んだことに加え、これまで実施してきた構造改革効果なども徐々に寄与してきたことから計画通りの進捗となっており、前期比でも増収増益となった。

2026年度は、地政学的リスクなどもあり、引き続き不透明な状況が続く可能性があるが、構造改革をグローバルで積極的に推進することで、外部環境に左右されない高い収益性を持続的に確保できる事業基盤を構築していく。具体的には、グローバルでの拠点再編やSCMのグローバル最適化、R&Dプロセスや体制の改革、販売プロセス・マインドセット改革、戦略的なM&A・パートナーシップの推進といった取り組みを通じて持続的な成長を目指す。

80周年はあくまで100年を超えるための通過点だが、100年を超えるための大きな変革の年でもある。過去の延長線上ではなく、根本的な構造改革に取り組む必要がある。中期経営計画の最終年度の2027年度目標は、売上高770億以上、営業利益13%以上、ROICを7%以上としており、収益性と資本効率の向上に取り組んでいる。

複雑化・多様化する社会への要請に応え、グローバルベースでグループシナジーを最大限に発揮していくために、現在推進している構造改革をやり切り、「新生IDEC」へと生まれ変わっていく。

https://jp.idec.com

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