- 工場・設備投資
- 2021年8月31日
ホンダ、ブラジル・マナウスの二輪車工場に432億円投資 生産能力を拡大
ホンダのブラジル現地法人モトホンダ・ダ・アマゾニアは、マナウス工場(アマゾナス州マナウス)に、2026年から4年間で約16億レアル(約432億円)を投資する。今回の投資は、個人の移動手段やデリバリーなどの商用ニーズの高まりを背景に、急速に拡大するブラジルの二輪車市場の需要に対応するもの。
HDAのマナウス工場は、1976年に稼働を開始し、現在は年間生産能力140万台で110ccから1100ccまでの19モデルを生産。ブラジル国内だけでなく米国・オーストラリア・メキシコなど17カ国に輸出しており、これまでの累計生産台数は3100万台を超えている。今後、新設備の導入や生産工程のレイアウト変更、工場内物流の改善などを継続的に行い、生産プロセスを最適化。2026年には年間生産能力を現在の140万台から160万台に拡大し、新たに約350人の雇用を創出する。




