- 工場・設備投資
- 2023年11月14日
メガネトップ、福井県鯖江市に新工場建設 44億円投資し「開かれた工場」へ

眼鏡市場を展開するメガネトップは、福井県鯖江市の現キングスター工場をリニューアルし、新工場を建設する。総投資額は約44億円。2026年1月に着工し、2027年7月の稼働開始を予定する。
眼鏡産業は、国内のメガネフレーム製造拠点が海外に流出し、高品質なフレームの安定供給が難しいという課題を抱えており、日本のメガネフレーム製造の約90%を担う世界的な産地の福井県鯖江市でも、後継者や人材不足、高齢化に直面している。
それに対し新工場は、同社の「マザー工場」として位置付け、製造工程を全て公開する「オープンファクトリー」とし、店舗や飲食店、眼鏡の製造体験施設も併設。高品質なフレームの安定供給と技術継承を担うだけでなく、ものづくりの楽しさを伝え、地域の観光資源としても貢献する新たな拠点を目指す。




