エプソン販売、スカラロボット３シリーズ「LA3/6-A」「LS50-C」「RS4/6-C」発売 高生産モデルと高可搬モデル、新コントローラ対応モデル

エプソン販売は、スカラロボットについて、高生産モデル「LA3/6-A」シリーズ、高可搬モデル「LS50-C」シリーズ、新コントローラ対応のバッテリレス天吊モデル「RS4/6-C」シリーズを発売した。
「LA3/6-A」シリーズは、搬送・組み立て工程に最適な高生産モデル。必要な機能に特化したシンプルな構造で設置やメンテナンスも容易にし、中小企業にも導入しやすい価格帯を実現している。
「LS50-C」シリーズは、同社として初めての50kg可搬の高可搬モデル。EV車のバッテリー組み立てなど、重量物の搬送が必要な工程に対応し、統合ソフトウェア「Epson RC＋」を活用することで、同社製ロボットで部品の組み立てから完成品の搬送まで、一連の工程を統合的に管理・制御することが可能となる。
「RS4/6-C」と「LS50-C」シリーズは、処理性能と通信性能を強化し、国際安全規格認証を取得した新コントローラー「RC800-A」に対応。安全速度監視（SLS）や安全位置監視（SLP）などの安全機能も搭載し、限られたスペースでも柔軟なレイアウト設計が可能。マニピュレーターはバッテリーレス構造を採用し、定期的なバッテリ交換が不要で、保守の手間とコストを削減する。
また新製品の発売に合わせ、新たに定額保守サービスを道入。安定稼働に欠かせない定期点検（2年ごと）を含み、最長10年間の長期保証と安定稼働を支援する。

https://www.epson.jp/osirase/2025/251028.htm