ダイフク 米国インディアナ州ホバート市に子会社の新工場が完成　生産能力を倍増

ダイフクの米国子会社であるDaifuku Intralogistics America Corporationは、米国インディアナ州ホバート市に新工場棟を完成させた。10月から稼働を開始する予定で、生産能力は従来の2倍となる。
北米では人手不足や人件費上昇を背景に自動化需要が急速に高まっており、同社は米国を最大の成長市場と位置付けており、地産地消の方針のもとで生産体制の強化が急務となっていた。新工場の完成により、旺盛な需要に迅速に対応し、北米事業のさらなる拡大を図る。
新工場は既存工場棟に隣接して建設。投資額は約50億円（3500万米ドル）。敷地面積は約17万8000平方メートル、建築面積は約2万5000平方メートル。コンベヤやソーターなどのマテリアルハンドリングシステムを生産する。今後、工場内にも自動化システムを導入し、生産の効率化や納期の短縮を進める。

https://www.daifuku.com/jp/company/news/2025/0911_01