- 工場・設備投資
- 2022年4月15日
第一工業製薬、三重県四日市市の四日市工場にリチウムイオン二次電池負極材向け接着剤の新設備 30億円投資

第一工業製薬は、四日市工場霞地区(三重県四日市市)に、リチウムイオン二次電池の負極用水系複合接着剤「エレクセルCRシリーズ」の新たな製造設備を建設する。総投資額は約30億円で、2027年度の稼働開始を予定。
「エレクセルCRシリーズ」は、電池の高容量化に不可欠なシリコン系負極材の充放電時の膨張・収縮を抑制する接着剤で、大手電池メーカーに採用されている。
今回の投資は、EV分野などで需要が増加する高容量リチウムイオン二次電池向けの重要部材の供給体制を強化するもの。2025年5月の滋賀工場での増強に続くもので、今後のさらなる追加投資も計画している。
