富士フイルムビジネスイノベーション、フィリピン・ラグナ州に複合機の再生機製造拠点を開設

富士フイルムビジネスイノベーションは、フィリピン・ラグナ州に再生機の製造を行う新拠点「サーキュラー・マニュファクチャリング・センター(CMC)」を開設する。7月に着工し、2026年8月の稼働開始予定。
新拠点は、アジア・パシフィック地域で回収される使用済み複合機を回収・分解・清掃し、厳しい品質基準を満たす部品だけを再利用し、新品と同等の品質を保証した再生機を製造する。部品リユース率は最大84%(重量比)を達成し、新規資源の投入量とCO2排出量の削減に貢献する。
拠点は、デジタルカメラ用レンズなどを製造するグループ会社FOPHの敷地内に開設。専有面積は約500平方メートルで、約50人が従事する予定。FOPHが持つ高度な製造技術や品質管理の知見を活用し、立ち上げ初期から効率的な生産体制を構築、ワールドワイドでの資源循環を加速させる。

https://www.fujifilm.com/fb/company/news/release/2025/83340

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