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JX金属、茨城県ひたちなか市で新工場隣接地に9.4万平方メートルの用地取得

JX金属は5月27日、現在建設中の茨城県ひたちなか市のひたちなか新工場(仮称)に隣接する工業用地約9.4万平方メートルを茨城県から取得する。これにより、新工場の敷地面積は既存の約22.4万平方メートルと合わせ、合計約31.8万平方メートルとなる。
今回の用地取得は、「2040年JX金属グループ長期ビジョン」で掲げる先端素材分野の強化に向けたもの。同社は半導体用スパッタリングターゲットの生産拠点をひたちなか市に建設しており、今回の追加用地取得により、既存事業のさらなる能力増強や新規事業創出のためのスペースを確保する。
隣接地であるため、電力、ガス、水、セキュリティ関連設備といったユーティリティや社員寮などの福利厚生施設を効率的に活用でき、投資額やコストの節減が可能となる。JX金属グループは茨城県内に複数の拠点を持ち、県内各拠点の一体運営による事業体制強化を進めており、今回の用地取得はその取り組みをさらに推進する。

https://www.jx-nmm.com/newsrelease/2025/05/27/upload_files/6017043_01_20250527_01.pdf

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