アズビルは、堀場製作所が進める新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業として採択された「需要変動が大きい産業向け設備連携制御型エネマネ技術の開発」に参画し、同社の制御技術を活用して連携する。
この事業は、NEDOが推進する「脱炭素社会実現に向けた省エネルギー技術の研究開発・社会実装促進プログラム」の一環で、従来手法では難しかった研究開発現場の省エネルギー化を目指すもの。2023年7月の採択以降、堀場製作所が進めてきた研究により、自動車などの研究開発現場で約45パーセントの大幅な省エネルギー効果達成の見通しが立ったため、社会実装に向けた「実用化開発フェーズ」へ移行した。
アズビルはこの実用化開発フェーズから参画し、エネルギー需要に応じた最適な設備運用を実現する連携制御システムの開発を担当する。研究開発設備や空調・熱源設備などの各システムを効率的に連携・制御することで、省エネルギー達成を支援する。