
ダイフクのグループ会社のDaifuku Intralogistics Indiaは、インド テランガナ州ハイデラバードにイントラロジスティクス事業の新工場を建設し、4月から本格稼働を開始した。投資金額は約40億円(土地および生産設備を含む)。
インド市場では製造業や流通業の成長が著しく、生産や物流現場でのマテハンシステムへのニーズが急速に高まっている。ダイフクは2019年に現地企業を買収し、インドでの生産を開始。今回の新工場建設により、生産スペースを従来比で約4倍に拡大し、自動倉庫や高速搬送台車、コンベヤなどの生産品目を拡充する。
また、調達部品の内製化や効率的な生産体制の確立を進め、コスト競争力を強化し、顧客へのリードタイム短縮や地域に密着した製品開発・サービス体制を整え、インド市場での事業拡大を図る。将来的にはさらなる増設も視野に入れている。
新工場の敷地面積は13万3020平方メートル、総建築面積は3万3987平方メートル。工場内には自動倉庫などの自動化システムを導入し、屋上には太陽光発電システムも設置する環境配慮型の工場となっている。