オートメーション新聞N0.403を発行!24年度のFA・制御機器市場まとめや主要各社の24年度決算など掲載中

大塚製薬、ベトナムに初のポカリスエット工場を開設 地産地消と健康貢献目指す

大塚製薬のベトナム現地法人である大塚ニュートラシューティカルベトナムは、同国初となるイオン飲料「ポカリスエット」専用のフーミー工場を竣工し操業を開始した。新工場では主にポカリスエットの350mlペットボトルおよび500mlペットボトルを製造する。
ポカリスエットは1980年に日本で誕生し、近年海外でも需要が拡大している。ベトナムでは2012年の展開開始以降、事業が順調に拡大しており、新工場では現地のさらなる健康ニーズへの対応、地産地消による供給体制の整備、雇用創出による地域貢献を目指す。
フーミー工場はベトナム バリア=ブンタウ省フーミータウンに位置し、敷地面積は5万平方メートル、延床面積は約3万4548平方メートル。工場は見学者通路に水分・電解質補給の重要性を学べる展示を設けたオープンファクトリーとし、環境配慮設計として空調負荷を低減する外壁やリサイクルPET樹脂の使用、容器軽量化を実現する陽圧無菌充填方式などを採用している。

https://www.otsuka.co.jp/company/newsreleases/2025/20250415_1.html