
建設機械メーカーの竹内製作所は、長野県埴科郡坂城町の本社敷地内に「本社・第二パーツセンター(仮称)」を建設する。投資額は約20億円。稼働開始は2026年3月頃を予定している。
新センターは鉄骨3階建てで、建築面積約1200平方メートル、延床面積約3000平方メートル。1階はアフターパーツの出荷スペースとして活用し、既存の本社パーツセンターと連携することで、全世界の顧客へのより迅速かつ効率的な部品供給体制を構築し、アフターパーツ売上の拡大を図る。
2階は大規模な会議・研修スペースとし、社員の学ぶ機会を増やして人材育成を強化し、同社の持続的な成長につなげる。最上階となる3階は開発部の専用フロアとし、信州の自然豊かな景色に囲まれた環境の中で、同社の強みである開発力とアイデアを最大限に活かした独創的な製品開発を促進する環境を整備する計画。