オートメーション新聞N0.403を発行!24年度のFA・制御機器市場まとめや主要各社の24年度決算など掲載中

コンテック、Wi-Fi 6E対応無線LANコンバータ「FXS5021」発売 デジタル入出力搭載で遠隔制御も

コンテックは、デジタル入出力(入力4点、出力4点)を搭載したWi-Fi 6E準拠の無線LANコンバータ「FXS5021」を発売した。
同製品は、「切れない無線LANの追求」をコンセプトに開発され、安定した通信環境を実現するメッシュWi-Fi機能やスマートローミング(デュアルステーションモードによる二重化通信)機能を搭載。半導体製造工場や食品工場、物流センターなど、多数の移動体との無線通信で高い信頼性が求められる環境での利用に適している。
最新の無線LAN規格のWi-Fi 6E(IEEE 802.11ax)に準拠し、OFDMAやMU-MIMOにより、従来製品と比べて実効スループットが1.2倍(1Gbps以上)に高速化し、多接続時の遅延も大幅に改善。従来の2.4GHz帯、5GHz帯に加え、新たに6GHz帯も使用でき、電波干渉を低減し、より高速で安定した通信環境を構築できる。
デジタル入出力はModbus-TCPスレーブとして動作し、イーサネットや無線LANを通じて遠隔制御が可能。また、モード切り替えによりステーション(子局)、アクセスポイント(親局)、リピータ(中継機)としても運用できる。平置き、DINレール、壁面(別売りブラケット使用)設置に対応し、外部アンテナも選択可能となっている。

https://www.contec.com/jp/info/2025/25050800