アミタホールディングスは、廃棄物を原材料にしたリサイクル資源の循環資源を製造・提供するアミタサーキュラーの姫路循環資源製造所内に、自動制御システムを導入した次世代型工場を新設する。投資額は約14億円を予定。
新工場では、自動制御システムと連動した大型クレーンを導入し、主にセメント産業向けの循環資源であるセメント原料系・燃料系を製造する。製造工程の無人化を図り、デジタル技術を駆使し、製造メーカーからの少量多品種の廃棄物の受入・再資源化ニーズや、循環資源ユーザー企業の多様化するサステナブル調達ニーズに対応する、カスタマイズ性の高い製品製造や新たな製品開発を実現する。
新工場の操業開始は2026年7月を目指しており、2027年度中には「サーキュラー3.0」と位置づける製造工程の完全自動化を果たす計画。