
壬生電機製作所 代表取締役社長 古野 修氏
2024年は、在庫調整の影響でわずかに売上高は減少したが、予定通りに近い利益を上げることができた。
各地域の代理店が開催するプライベート展示会に積極的に参加し、地元のエンドユーザーに直接、弊社の製品特長をアピールする機会を得られた。3月に中国・上海、4月にフィリピン・マニラ、11月にタイ・バンコクを訪問し、現地で活動するお客様に弊社の電気配線用プリンターと海外でのバックアップ体制について紹介することもできた。
電気配線用マルチプリンターの好調な販売が続いている。ハイエンドモデル「MP–60B」は、フラットチューブや熱収縮チューブ等の特殊チューブへの印字もでき、他社製品と比べても圧倒的な印字スピードが人手不足に苦慮している制御盤製作現場で好評をいただいている。盤内用LED照明ユニットも好調で、難燃性の高いUL-94 V0グレード樹脂を使用したシリーズを選択するお客様も多い。