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日本触媒、インドネシアで高吸水性樹脂(SAP)の製造設備を増設

日本触媒は、インドネシア子会社 PT. NIPPON SHOKUBAI INDONESIA(NSI)で高吸水性樹脂の製造設備を増設する。
高吸水性樹脂(SAP)は、紙おむつの原料としてグローバルで需要が堅調に伸びており、特に人口増加が見込める地域においてはさらに旺盛な市場伸長が見込まれている。NSIでは、2023 年4月にSAPの原料でもあるアクリル酸(AA)の製造設備を年間10 万トン増強し、増強後は同24万トンまで生産能力を引き上げており、AAからSAPを一貫生産する強みを活かし、今回SAPの増設を行う。
また兵庫県姫路市のSAPプラントのうち、生産性の低い旧型設備については、今後、必要に応じて停止措置を行い、グループでの全体最適を図る。
設備投資額は、約1億1000万ドル(約160億円)。2027年1月末完工、2027年7月商業運転開始。

https://www.shokubai.co.jp/ja/wpdir/wp-content/uploads/2024/08/NSI%E3%81%A7SAP%E8%A3%BD%E9%80%A0%E8%A8%AD%E5%82%99%E5%A2%97%E8%A8%AD.pdf