東ソーは、四日市事業所(三重県四日市市)に分離精製剤の製造設備を新設し、生産能力を20%引き上げる。
分離精製剤はバイオ医薬品等の製造工程で使用されており、バイオ医薬品市場は主力の抗体医薬品に加え、核酸医薬品、遺伝子治療薬など新たな分野も出てきてさらなる成長が見込まれている。市場成長による旺盛な需要に対応するため、四日市事業所に製造設備を新設して生産能力を強化し、製造拠点と保管拠点の分散化により、事業継続計画(BCP)の観点からも強固な安定供給体制構築を図る。投資額は140億円。2024年5月着工。2026年12月完工予定。2027年6月予定商業運転。