IDECは、産業安全と労働衛生の推進向上に努め、著しい成果を収め、普及啓発に尽くし顕著な功績が認められた企業・団体に贈られる「中央労働災害防止協会会長賞」を受賞した。
同社は、2018年に国連の専門機関である ILO傘下の ISSAが推進する労働安全衛生の Vision Zero キャンペーンに、日本で初めて賛同・登録したほか、2022年3月に国内の全生産事業所(滝野・福崎・尼崎・竜野・木場)で労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格であるISO 45001を取得。安全衛生活動でも、生産現場で安全衛生・品質・生産性など職場で各人が気付いた点を報告し改善につなげる社員全員参加の「気付き報告」や、組織横断チームで行う設備や作業のリスク低減のためのリスクアセスメントを実施し、さらに社員にセーフティーアセッサ、セーフティーオフィサ資格等の安全資格取得を奨励し、2022年4月時点で652人の資格者が在籍するなど、これらの取り組みが高く評価された。