三井金属、マレーシア・埼玉の2拠点で薄型基板キャパシタ材料「FaradFlex」の生産体制を再増強

三井金属鉱業は、薄型基板内蔵キャパシタ材料「FaradFlex」の生産体制をさらに追加増強する。マレーシア工場と上尾事業所(埼玉県上尾市)の2拠点で、2026年3月までに現在の約1.6倍まで生産能力を引き上げる。今回の追加増強は、2022年に発表した増強計画の完了に続くもの。一連の投資により、2022年比で約3.5倍の生産体制が構築されることとなる。
同製品は、通信ノイズを低減する材料として、AIインフラ関連やスマートフォン、ワイヤレスヘッドセットなどへの採用率が上昇しており、需要が急増している。同社はこの旺盛な需要に対応するため、生産設備の増設や生産性改善を進め、安定供給体制を確立する。

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