東京精密グループの東精エンジニアリング、愛知県東郷町に半導体装置新工場を竣工

東京精密の子会社である東精エンジニアリングは、愛知県愛知郡東郷町に「名古屋新工場」を建設し、8月から順次稼働を開始した。
新工場は、鉄骨造り2階建て、延床面積約6726平方メートル。AIやIoTの普及で需要が高まる半導体製造装置の生産能力を強化するのが目的。複数の半導体チップやウェーハを高精度に積層・接合することで高密度実装を可能にする技術で、次世代半導体の鍵となる「ハイブリッドボンディング」向けのグラインダの生産を主目的とし、その他のSi用バックグラインダ製品も含めて生産する。
今回の新工場稼働により、東京精密グループ全体のグラインダ生産能力は従来比で約2倍となる見込み。新工場では、剥離洗浄機や各種専用測定機も継続して生産し、幅広い製品の安定供給体制を整える。

https://toseiengineering.accretech.com/news/detail/tse_news_20250827_01.html

TOP