リガク、大阪府高槻市と山梨県韮崎市の協力工場で半導体製造向け装置の生産能力50%増強

X線分析装置メーカーのリガクは、大阪府高槻市の自社工場と、協力会社である日邦プレシジョン(山梨県韮崎市)の工場において、半導体プロセス・コントロール機器の生産能力を増強した。組立・検査エリアの面積を約2倍に拡張し、グローバルな需要増に対応する。
この能力増強は、AI半導体の急速な普及を受け、ナノスケールの複雑な構造を持つ最先端半導体の製造に不可欠な、同社のX線分析技術への需要が急増していることに対応するもの。先日完成した山梨工場の重要部品生産能力増強と合わせ、供給体制を大幅に強化する。
今回の拡張により、同機器の生産能力は2025年第4四半期に前年同期比で約50%増加する見込み。さらに2027年までに追加で50%の増強も計画する。

https://rigaku-holdings.com/news/corporate/2025-06-26/post-1773

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